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ストロボライト 青山景

 久々にヴィレヴァンを物色していたらショートカットの無垢そうな女の子と目が合った。もろ好みのタイプなので、表紙買いしてしまった。それがこの「ストロボライト」。
 なんとなく小説家を目指している大学生が、自分の好きなマイナー映画に出演していた女の子と出会い、恋に落ちるというストーリー。一応ダメ・トラウマ青春系になるんだろうが、安達哲ほど心を抉られる描写があるわけでもなく、福満しげゆきほど主人公がダメ人間なわけでもなく、全体的に爽やかな印象。個人的には少し物足りなかった。
 というか、この表紙の女の子が早々に主人公に体を許しちゃうシーンが一番ショックだった(笑)。挙句台所でセックスし始める描写なんか目も当てられん。なんてはしたない。君はそんな子じゃないはずだ!そうだろう?そうだと言ってくれ!表紙に一目惚れして買っただけにこの展開はなかなか精神的にクるものがあった。ああ、今思い出しても胸が痛む。途中までこの子本当にかわいくてニヤニヤしていたのに、寝取られた気分だ。そういう意味ではトラウマ漫画である。
 そんな訳で、この漫画は俺のようなダメ人間向きでは無く、大学を卒業したリア充共が当時の恋愛を懐かしむために読む漫画だと思った。しかし絵は好きなので、この作者の他の漫画も読んでみようかな。
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安達哲 名セリフ集

男子高校生のリアルでセンチメンタルな心情を描かせたら右に出るものはいないと個人的に思っている漫画家、安達哲。

特に初期の3作品(ホワイトアルバム、キラキラ!、さくらの唄)は大好きで、読むたびに心を揺さぶられる。

そんな3作品の中から心に残る名セリフを抜粋したいと思う。


〈ホワイトアルバム〉

・春の匂い あたしこの匂い大好き ちょっと やる気になるもん

・なんか自分が・・・・ いきなり恥ずかしい・・・・ みんなどんどん・・・・ 気もちを入れかえてくのに

・オレにはこいつの言うことにいちいち わざと無関心ぶるしか対抗する術がない・・・・

・おとなじゃないって哀しいな・・・・ いくら親とウマがあわないからってでていくわけにいかないんだもん イヤでも一緒にくらさなきゃいけないんだもん

・うたっておどれる女子高生になりたいよー 毎日楽しいことあってさあ

・(高校生は)なにももってないぶん 純粋なんだと思うよ・・・・

・この先もこの高校でたいしたことないだろーけど つまんなかったことだって たいくつだったことだってよォ・・・・ アルバムに残しとけば きっと楽しかったんだって思えるよーになるよ

・高校なんてどこも同じだよ 
学校なんてさ・・・・ 退屈でつまらなくて 
でもたまにいいこともあって 卒業すれば絶対なつかしくて 
いい友達さえできれば 高校なんてどこでもいっしょだよ!


・もう知りあった頃とはみんな変わってるんだね・・・・・ それでも― なんとなく足がむく方向は お互いわかってる


〈キラキラ!〉

・淋しい人達・・・・ この淋しい人達は・・・・ どこからくるんだろ・・・・

・わかんない・・・・か やさしいね・・・・

・今日はいいさ 明日も悪くないだろう でもこんな毎日の果てその先どうなっていくんだろう

・親父は才気と野心に満ちた立身出世志向の人間だ 
暇やゆとりをきりきざんで仕事一本やりで通して 結局自分の家庭は完全に冷えきってしまった
それじゃしょうがないよ 勉強してえらくなったってそれじゃしょうがない
オレはラクな仕事みつけて 好きな女と一生いちゃついて暮らしたいよ

・経済破局 政治崩壊 廃棄物パニック 自然破壊 
世の中を知れば知るほど希望をなくすばかりで 
今したいことを将来のために抑えるなんてとてもバカバカしいように思えます

・相変わらずやりたくないことをやり なんとなく不自由を感じながら生きている

・今 一番すべきことをすれば自分にも存在理由が認められる気がした

・自分以外の人間にゃなれなかったってわけなの
だとすりゃあ それをもう認めたうえでどうするかよ


・この四角いコンクリートの建物にいる間だけだよ
なにひとつうたがわず 好きな女のコに夢を見てのめりこんで 宗教的信仰にまで高めるのは 制服きてる連中にしか できない能力だよ

・ちょっととどまっていたいんだよ たとえ老人少年とよばれようと 過ぎた日をなつかしんだりしたいんだ

・「しかしそうして人生は一つ一つ決定されていく」
「可能性という甘く魅惑的で無責任な言葉は一つ一つ消え去っていく」


〈さくらの唄〉

・みんなが見てる みんながオレのこと変な目でみてる

・もっと気楽になるんだ オレも人なみだと思うんだ

・みんながいう おまえには売らない おまえにはやらない おまえなんか いらない 
おまえなんか 誰も愛さない

・原発がみえる オレたちゃまるで砂つぶだ

・オレはこのまま一生 歓喜や興奮とは縁なく生きるのだろうか

・オレたちぐらいの年になってやたら声がでかいやつをオレは信用しない 
人間の深みも生い立ちの哀しみもないガサツなヤツ

・ガサツな奴になりたいな

・あんなに若々しいハツラツとした彼女たちもそのうち 
別れ別れになり年をとり適当な男と結婚して主婦になっていく 
結婚したり流産したりフェラチオとかもおぼえて 
笑顔はかわっていきこんな時代があったことなどとうに忘れ


・ちきしょう どいつもこいつもみな殺しにしてやりたい

・こんなコと一緒にいてもあい変らず世間は醜悪で気が滅入る人間がいっぱいだ

・自分がだれの注目も集めない・・・・ とるに足らない人間なんだって思う時の気持ち・・・・・・ わかってもらえるかな だれのためにもならない人間なんだって思う時の孤独・・・・

・ボクは他人と言葉も通じないのか・・・・

・そんなこと平気でいえる大ざっぱでガサツな人間にはもうウンザリしてるんだ ああ大人は大キライだ

・社会に属さない男は 女をかわいくしておくこともできない 
女にアホウのままでいてほしかったら男が現実的に社会と渡りあっていけなきゃならないんだ 
二人してアホウじゃ生きていけないだろう

・こいつはみにくい社会の権化だ 狂った現実の象徴だ

・ガサツな人間になっちまえ そのほうがラクだ!

・ある程度 まともに育った奴なら うすうす 気づくはずだ
オレ達のほとんど八割にロクな将来はねえと
愛する友達 
甲子園をめざした野球部のマサヤ 
彼女を守って隣の高校のヤツをブン殴ったヒロシ 
麻雀ばっかやってたアマツにサイトウ
青春の疾走りをやめなかった美術部の先輩ら
そして 魂をわけあった 世界でだれよりも美しい 女達

会社に入れば みんな同じ みんなおんなじだ

遅かれ早かれ 今のオレのように 苦痛を感じることを放棄したり
考える気力を奪われてまで いてこまされて いくんだろう

夢を希望をって どいつもこいつも お気楽に 歌ってくれるな

そりゃ伝票整理したりワープロ打ったりコピーとったりするのが
夢だった奴はいないよ


・どうしてオレ達ああいう連中と違うんだろう

・・・・へへ
ぼくは楽しかった
友達となにかを創るって文化祭の時と同じ高揚感があった
ただそれが爆弾だったってだけさ



このために久々に安達哲作品を読み返したが、リアルすぎて自分の高校時代の心情を思い出して鬱になるな。
特に「さくらの唄」は後半のぶっ飛び具合もさることながら、前半の童貞高校生の鬱々とした日常描写も秀逸。
ちなみに安達哲先生は現在「バカ姉弟」を連載中で、今年にはなんとアニメ化された。まさか安達哲作品がアニメ化されるとは!ただタイトルは「ご姉弟物語」に変わっていたが。

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ふたつのスピカ 16  柳沼行

 「ふたつのスピカ」と出会ったのは俺が高校3年生の時だ。そう、受験生の頃である。当時の俺は非常に鬱々とした気分で日々を過ごしていた。毎日「明日が来なければいいな」と思いながら床に就いていた。将来の夢などというものはとうの昔に見失っており、受験勉強にも全く身が入らなかった。そんなある日の夜、何となくつけたテレビでこのアニメがやっていた。当時は全くアニメなど観ていなかったのだが、引き込まれた。ちょうど第13話「約束の5人」だったと思う。そこには夢、友情、希望…。今の俺が見失っている全てが含まれていた。それから毎週「ふたつのスピカ」を観るのが楽しみになった。アスミの夢に対するひたむきさに元気をもらった。アニメが終わると原作を買い集めた。泣ける、温かい気分になるエピソード満載で、ギスギスしていた心にも沁みた。「ふたつのスピカ」は俺の高校時代を救ってくれた漫画だ。以来、この漫画だけはずっと買い続けていた。
 そんな多くの思い入れがある「ふたつのスピカ」が16巻で完結した。前巻で次巻完結の告知を見たときは本当にショックだった。まだまだアスミ達の活躍を見守っていたかった。しかしあれから4ヶ月経ち、心の準備が出来ていたからだろうか。最終巻を読み終えて虚無感は感じない。
 「ふたつのスピカ」で一番好きなキャラは府中野くんだ。彼のぶっきらぼうな優しさには泣かされることが多かった。実は高校時代、彼が好きすぎてルービックキューブを買った(笑)一時期スクーターも買おうかと思っていた。個人的にアスミには府中野くんとくっついてもらいたかったので、最終巻は嬉しかった。
 マリカはたまに見せる笑顔が超かわいい。何巻だったか忘れたが、府中野に「近江さんの真似」と言った後に見せた笑顔がベストショットかな。「ふたつのスピカ」のもう一人の主人公といった感じだが、一番成長したのは彼女だろう。
 シュウはとにかくカッコイイ。一見ちゃらんぽらんなのに実は一番熱いものを持っている。アスミを誘ってビルの屋上で星を見るシーンが印象に残っている。死んでしまったのはショックだったが、作者の柳沼さんによれば最初から決めていたらしい。そして最終巻にも『登場』する。
 ケイはお節介(笑)と同時に一番友達思い。前巻での鬼教官との別れのシーンが一番印象的かな。あと「約束の5人」で誓いを言い出したのも彼女だった。あのグループをまとめていたのがケイだったな。
 アスミの夢を追うひたむきさには何度も勇気と元気をもらった。「アスミの桜」が切なくて好きだった。最終巻、遂に夢を叶えて宇宙から地球を見たシーンでは思わず泣いてしまった。夢が叶って本当に良かった。そして更に前へ進み続ける彼女にまた元気をもらう。
 その他アスミのお父さん、佐野先生、桐生くん、かさねちゃん……ライオンさん。「ふたつのスピカ」に登場した全ての人々にありがとう。寂しくなったら、人生に迷ったら、何度でもこの漫画を読み返すだろう。あ~なんか気持ちを文章にすると急に寂しくなってきたな。柳沼さん、9年間お疲れ様でした。次回作も楽しみにしてます。

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ふたつのスピカ 15  柳沼行

 俺が現在買い集めている漫画は「HUNTER×HUNTER」と「よつばと!」、そしてこの「ふたつのスピカ」くらいである。「よつばと!」と「ふたつのスピカ」は月刊誌連載だし、ハンターは休載に次ぐ休載なので、どれも単行本が出るのに時間がかかる。そしてこの「ふたつのスピカ」15巻は3月に発売予定だったものの延期となり、実に前巻から1年3ヶ月ぶりに刊行された。まさに待望である。
 この巻では遂に4年次に進める者(=宇宙飛行士の切符を手に入れる者)の発表がされる。そして訪れる別れの季節。この巻はとにかく感動した。長らくアスミ達宇宙学校の面々を見守ってきた読者なら涙なくして読めないだろう。節目の季節ということで、マリカとその父との関係など、色々なことに決着が付く。
 この巻を読むとアスミ、圭、マリカ、府中野、それぞれがそれぞれの夢に近づくことに喜びを感じると同時に、この瞬間が永遠に続かないことに切なさがこみ上げてくる。これは何も物語の中だけではない。この「ふたつのスピカ」、10月に出る16巻をもっていよいよ完結となるらしい。なんとも言えず寂しい。終わって欲しくないなあ。まあその辺のことは16巻が出てから書くとしよう。
 最後にこの表紙いいね。俺は府中野とアスミの関係性が好きだ。出来ればアスミには桐生くんより府中野くんとくっついて欲しいなあ…というか柳沼さん、桐生くんのこと覚えてます?wかくいう俺も存在を忘れていたが。

「孤独のグルメ」のあの店に行ってみた③

今回は『第4話 東京都北区赤羽の鰻丼』に出てくる「まるます家」に行ってきた。

よく埼京線を利用する私としては赤羽は何度も通っている街なのだが、今まで1回も降りたことがなかった。まさに「行ったことない赤羽Yeah Yeah Yeah♪」である(by 50TA)。

赤羽に降り立った私は、まず東口に出てOK横丁とやらを探す。

発見し、その路地を進んでみる。通路の両側とも飲み屋でぎっしりである。

しかし路地をぬけても「まるます家」が見つからない。1回引き返し、もう1度入念に探す。ない。

「潰れちゃったのかな」と思い、帰ろうかと少し歩を進めるとそこにあった。

店は大変な盛況である。入ろうか入るまいか迷っていたら後ろから人が来たので、その人に押される形で店に入っていた。

幸い一人だったのですぐに座れた。

店内はおばちゃん3人くらいで切り盛りしていて、奥で店主?が料理を作っているようだ。

とりあえずビールを頼む。大衆酒場だからか安い。

つまみに何か食べようと思い、ぱっと目に付いた牛筋煮込みを頼んだ。

これが思っていたよりボリュームがあり、美味かった。しかし汁も多く、最初のツマミとしては失敗だった。

次に芋焼酎を頼んでみる。焼酎は以前飲んで吐きまくって以来苦手意識が強かったのだが、久々に飲むといけた。まだ好きとは言いがたいが。

ところでさっきから客がやたらと鯉のあらいを頼むので、俺も頼んでみる。それと生ビール。

鯉なんて初めて食うが、これだけ人気があるということは美味いんだろうと思っていたが、なんか骨っぽくていまいちだった。

しかしツマミとしては悪くない。鯉のあらいでビールをちびちびやっていたら、隣のおっさんが話しかけてきた。

そのおっさんの話によれば、この店では最初に鯉のあらいを頼むのが通らしい。また、チューハイ(大)を頼むと一番安く飲めるそうだ。

また、そのおっさんからうなぎの肝焼きを1本後馳走になった。数量限定で、通はそれ目当てに来るらしい。私はレバーやホルモン等、内臓系は苦手だったのだが、その肝焼きは非常に美味かった。それが今日食べた中で一番美味かった。

あまり一人飯に金をかけるのもなんだったので、少し飲み足りない気もしたがこの辺りで止めることにする。

会計を済ませて店に出ると足元がふらつき、自分が酔っているということを認識した。

しかし今回は五郎さんが食べた鰻丼、生ゆば刺し、岩のり等は何も食べなかった。

だがうなぎの肝焼きが美味いということが分かったので、良しとしよう。


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一人飯の管理人が「孤独のグルメ」読んでみた
「孤独のグルメ」のあの店に行ってみた①
「孤独のグルメ」のあの店に行ってみた②
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