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ロックとオナニー

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グミ・チョコレート・パイン グミ編 大槻ケンヂ

ネタバレ:無

ストーリー:女子にもてない、友達も少ないケンゾーはマニアックな映画とロック、そしてオナニーに浸る高校生活を過ごしていた。そんなある日、映画館でケンゾーはひそかに想いを寄せるクラスメイト美甘子に出くわす。


 銀杏BOYZの『十七歳 (…cutie girls don’t love me and punk.)』という曲のド頭で、「あいつらが簡単にやっちまう30回のSEXよりも、グミ・チョコレート・パインを青春時代に1回読んでおいたことのほうが僕にとっては価値があるのさ」と叫ぶ歌詞がある。銀杏が好きだった俺はこれを聴いてこの小説に興味を持ち、買って読んでみた。ド真ん中だった。
 この小説は小学生で童貞を捨てたような人間でなければどんな男子でも共感できるはずである。まずいきなりオナニーの話から始まる。オナニーをしたことのない男子なんていないだろう。あるあると思って読んでしまう。オナニーの後のやるせない感じとか、好きな子ではオナニーしないとか。
 特に俺は高校時代、女にもてず(それは今もだが)、授業の休み時間はずっとウォークマンでロックを聴き、家に帰ればオナニーというまさにケンゾー的な生活を送っていたので、ものすごく共感できた。
 とは言ってもこの小説はそういう生活を助長するような作品ではない。かと言って「自分を見つめなおして行動しろ」という教訓めいた説教をたれる作品でもない。ああこいつは俺だ、あるあるこんなことと存分に共感し楽しみながら、読み終えると「俺も何かしてみようかな」と自然に思える作品である。
 ちなみに俺がこの作品を読んだのは大学1年のことだった。もしこの本を高校生の時に読んでいれば、あの無気力で無感動だった高校時代も少し変わっていたかもしれないと思うと悔しかった。ぼんくらな生活を送っている高校生男子は是非今読んでみて欲しい。

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