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僕の小規模な失敗  福満しげゆき


 福満しげゆき。その名前は前から気になっていたが、今までスルーしていた。というのも表紙からも題名からも伝わってくる負のオーラ、明らかにダメ青春系だということが容易に予想でき、私は最近その手の作品に飽き気味だったからである。しかしこの間ふらっと神保町に行った際この本が目に入り、その時は気分が滅入っていたのもあって衝動買いしてしまった。読んでみると半端ない。半端ないダメダメっぷりである。やはりこういうダメ青春系というのは主人公が読者の共感を得られるか、あるいは「俺はこいつよりマシだ」と思わせるほどのダメっぷりじゃないといけない。しかし「俺はダメだ、ダメだ」で終わったら作品として成立しない。読み終えた後「俺も何かやってみるか」と希望を抱けるようなラストが望ましい。そこがまた難しい。唐突なハッピーエンドだと、「なんだ、こいつも結局勝ち組じゃねえか」と読者の心は離れてしまう。その点、この『僕の小規模な失敗』の主人公(つまり福満しげゆき氏)は半端ないダメ度である。しかしダメなのに行動力があるから面白い。そしてラストは相変わらずネガティブながらもささやかな希望がある。最後に作中でグッときた台詞を。
「まともにやれないクセに まともでいたいと願う 気持ちが強すぎるから つらいんだ……」
その通り!

黒歴史版「涼宮ハルヒ」を手に入れた

今日の午後。どうにも使いようのない時間がぽっかりと空いたので近くの古本屋を物色していると、一冊の漫画が目に留まった。

「こ、これは…!!」

そこには2004年に月刊少年エースで連載されるも8ヶ月で打ち切りとなった(全8話)、伝説の黒歴史版『涼宮ハルヒの憂鬱』が置いてあったのである。お姉さんびっくりだ!

現在では違う漫画家によって新たに一から同じ月刊少年エースで連載されており、今作は完全に無かったものとされ、絶版となっている。僕は以前某アキバでこの漫画に1000円の値が付いていたのを見たことがある。僕がこの漫画をレジに持っていくのに何の躊躇いも無かった…。

ここで各メディアにおける涼宮ハルヒを見てみよう。まずはいとうのいぢ画による原作ラノベのハルヒ。
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かわいい。

次に2006年にブームを巻き起こした京都アニメーション製作のTVアニメ版ハルヒ。
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さすが京アニと言わざるを得ない出来である。かわいい。

次が現在連載されている漫画版ハルヒ。
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原作に忠実なのではなかろうか。かわいい。Amazonでは驚くほど低評価だが。

そしてこれが今日買ってきた黒歴史版ハルヒである。
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!?


しかし表紙はこんなだが、中身は意外と少女マンガっぽいタッチでかわいかった。よくエロ漫画を表紙買いすると中身との落差にガッカリするということがあるが、今作はその逆という稀なケースである。

ちなみに「1巻」との表示があるが、2巻目は無い。1巻には5話収録されているが、残り3話は未収録である。本筋としては未来のみくるが出てきた辺りで終了という、なんとも中途半端な幕切れである。

しかし、この黒歴史版をもってしても、かの偽造大国中国の壁を破ることは出来ないことを我々は忘れてはならない。あのインパクトに勝てるハルヒはこの先も出てこないであろう…。いや、出てこないで欲しい!

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「孤独のグルメ」のあの店に行ってみた②

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 今回行ったのは『第2話 東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司』の舞台である。私は北陸の生まれで地元では毎月寿司を食っていたので、関東に来てからもちょくちょく寿司が恋しくなる。
 JR吉祥寺駅の南口を出て右に進むと、さっそく井之頭さんに「なんでこんなにガキ臭いんだ」と言われたマク○ナルドを発見。そのすぐ先に「こんな時間に牛丼なんてマヌケすぎる」と言われた吉○家が。さらに進むと、ありましたよ廻転寿司が。とりあえず写真を撮っていざ店内へ。
 店に入ったのは3時半頃だったと思うが、客層は漫画のようにオバサンだらけではなく、常連っぽいじいさんやスーツを着た女性などいろいろだった。アットホームというか、地域密着型な感じがした。漫画の影響か、「注文取り忘れ0を目指しています」と書かれてた。また、「ショーケースの前は声が通りにくいので大きな声でお願いします」と漫画同様の文も書かれていた。
 とりあえず席に座り、茶を入れ、流れてきたマグロを食べたところまでは井之頭さんと同じ。あとは自分の食べたいものを食べた。タイムサービスの大トロを頼んでみる。ちょっと筋っぽいかな・・・でも感じ感じ。結局マグロ、鉄火巻き、大トロ、いくら、マグロ、甘エビ、大トロ、うにを食べ、最後に井之頭さんのようにガリをシャリシャリ食い、茶をズズと飲み、ふうと一息ついておあいそ。8枚で1040円だった。いやあ一食に1000円以上かけるとは贅沢したな。しかしなかなか美味かった。たまにはこういうのもいい。
 その後、井之頭公園をブラブラし、中央線快速で中野に行って中野ブロードウェイを物色したのち帰ってきた。さて、次はどこに行こうか。

「孤独のグルメ」のあの店に行ってみた①

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 「孤独のグルメ」の『第3話 東京都台東区浅草の豆かん』に出てきた店、梅むらである(漫画では松むら)。私は甘い物には実際目がないので行ってきた。
 私の住んでいる場所からだと浅草に行くにはどうやってもJRに乗らないといけない。そこからメトロに乗ると金がかかるので、上野から歩いていくことにした。昼飯を食べていなかったので上野駅前でカツ丼を食す。これが後に仇となった。
 浅草に来るのも久々である。前に来たのは06年の3月だった。やけに人が多い。いつもこんなに多いのか、今日がたまたま多かったのか?
 梅むらは浅草寺の裏側にある。案外すぐに見つかったが、人が7人ほど並んでいる。がーんだな…出鼻をくじかれた。私は食べ物屋の前で待つのが嫌いなのだ。年配の方が多い中、一人混じって並ぶ21歳。しかし今日の目的は豆かんを食すことでここで引き返すわけにはいかん。とりあえず並ぶ。
 10分少々待つと店内に入れた。今「孤独のグルメ」を読み返してみたが、まさにこのまんまの店内だった。早速豆かん450円を所望する。ちなみに豆かんとは豆かんてんの略である。実際食べてみると「うん!これはうまい これはいい豆だ」と井之頭さんと全く同様の感想を持った。本当に豆が上品で美味い。寒天と黒蜜も実に美味かった。
 しかしこの豆かん、予想以上に多かった。私のような少食な人間にはこれだけで十分昼飯になる。半分ほど食べたところで、さっきのカツ丼が重く圧し掛かってきた。腹ははちきれそうだ。しかし残すのは勿体無いし、何より店主に失礼だろうと思い、なんとか食べきった。次行く時は昼飯食べずに行こう。
 しかし実に美味かった。たまにはこういう高級なものを食すのもいい。次は東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司に行こうと思う。大トロのタイムサービスは平日のみらしいので、月曜日辺りにでも行こうか。私は寿司には実際目がないのだ。

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キラキラ!  安達哲


 安達哲が「さくらの唄」の前に少年マガジンで連載していた作品。単行本では全8巻。序盤こそ『味気ない生活を送っていた主人公が芸能人の卵がたくさん通う高校に編入する』という俗なラブコメ的展開だが、安達哲らしく中盤からどんどんドロドロした暗い展開になっていく。この漫画は『女性の理想像と現実』を描いており、男が勝手に抱いている女性偶像というものを徹底的にぶち壊してくれる。寝取り・寝取られ展開もあり、本当に救われないキャラが出てくるなど読んでいくうちにどんどん鬱になる。が、そのラストシーンは本当に素晴らしい。このラストシーンだけでも読んでもらいたいくらいである。現在この漫画は廃刊なのか新品で見かけることはほぼ無いが、中古だと安く売っていることが多い。画像は後に出された新装版だが、こちらもおそらく廃刊で中古だと全巻揃わないことが多い。単行本で探したほうが全巻揃いやすいと思う。
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